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ビジネス中国語
Easy Business Chinese



ビジネス中国語

この「難しくない!ビジネス中国語」は、中国で活躍するビジネスマンに向け、仕事ですぐに役立つ中国語のフレーズと日中のビジネス習慣や文化の違いを、わかりやすく解説しています。

013_社員食堂で

中国の社員食堂は、言葉が分からないとどうしたらよいのか分からなくて、足が遠のいてしまいがちです。ですが、従業員や同じオフィスビルにいる人達が普段どんなものを食しているのかを知ることも、中国を理解する上でとても重要です。利用方法は難しくないので、機会があれば積極的に社員食堂を利用しましょう。

 

会社に社員食堂「员工食堂(yuángōng shítáng)」があれば、そこで昼食を取る機会は多くなります。社員食堂では、支払いは専用のICカード「用餐卡(yòng cān kǎ)」を使用するのが一般的ですので、まずはICカードを購入します。チャージする額は自由ですが、最初はカードのデポジット代「押金(yājīn)」を足してチャージします。

 

A:我想办一张用餐卡,并往卡里充一百块钱。

Wǒ xiǎng bàn yì zhāng yòng cān kǎ, Bìng wǎng kǎli chōng yì bǎi kuài qián.

 (食事用のICカードがほしいのですが、100元のチャージをお願いします。)

 

B:好。加押金十块钱,一共一百一十块钱。

 Hǎo. Jiā yājīn shí kuài qián, yígòng yì bǎi yī shí kuài qián.

 (はい。デポジットの10元を加えて、合計110元になります。)

 

A:请问,这里怎么收费?

 Qǐngwèn, zhèli zěnme shōu fèi ?

 (すみません、こちらでは価格設定はどうなっていますか?)

 

B:一荤两素十二块钱,两荤两素十五块钱。都配米饭、汤、咸菜。

 Yì hūn liǎng sù shí’èr kuài qián, liǎng hūn liǎng sù shí wǔ kuài qián. Dōu pèi mǐ fàn、tāng、xiáncài.

 (肉料理1品と野菜料理2品は12元、肉2品と野菜2品なら15元です。どれも、ライス・スープ・漬け物がつきます。)

 

中国の社員食堂では、昼食は一般的には12元や15元等のように、価格が決まっているセットとなります。セットの内容は、配膳台に並べられている数種類のおかずから好きなものを3~4種類選ぶことができ、係員がプレートに盛ってくれます。好きなものと言っても無制限ではなく、例えば、肉料理1品と野菜料理2品「一荤两素(yì hūn liǎng sù)」であったり、肉料理2品と野菜料理2品「两荤两素(liǎng hūn liǎng )」であったり等、一定のルールがあります。ご飯やスープ、漬け物はおかわり自由としているところが多いようです。

 

A:给我麻婆豆腐、土豆丝。

 Gěi wǒ mápó dòufu、tǔdòusī.

 (麻婆豆腐とジャガイモ細切り炒めを下さい。)

 

B:好。荤菜要什么?

 Hǎo. Hūncài yào shénme?

 (はい。肉料理は何がいいですか?)

 

A:木须肉和鱼香肉丝吧。多少钱?

 Mùxūròu hé yúxiāng ròusī ba. Duōshao qián?

 (豚肉木耳炒めと辛味噌肉炒めを下さい。おいくらですか?)

 

B: 两荤两素,十五块钱。在这儿划卡。在那边自己盛汤。

 Liǎng hūn liǎng sù, shí wǔ kuài qián. Zài zhèr huá kǎ. Zài nàbiān zìjǐ chéng tāng.

 (肉料理2品と野菜料理2品ですので、15元です。ここにカードをかざして下さい。スープはあちらでセルフとなります。)

 

中国では、ファストフード店でも自分で食器を返却する習慣はあまりありませんが、社員食堂の場合は、分別して返却する習慣が根付いていますので、食事が済んだら所定の場所にプレート、箸、お椀、ゴミ等に分けて返却しましょう。

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