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ビジネス中国語
Easy Business Chinese



ビジネス中国語

この「難しくない!ビジネス中国語」は、中国で活躍するビジネスマンに向け、仕事ですぐに役立つ中国語のフレーズと日中のビジネス習慣や文化の違いを、わかりやすく解説しています。

006_会社で電話に出ることになったら

中国の会社では、電話は通常中国人スタッフが受けますが、スタッフ全員が出払っていたり、残業で一人だけ会社に残っている場合等、状況によってはその場にいる日本人が受けなければならないこともあります。とっさの電話でも落ち着いて応対できるよう、電話応対の基本的な用語をおさえておきましょう。

「もしもし」は中国語で“喂,你好(Wéi,nǐhǎo)”、もしくは単に“喂”と言います。中国では、電話を受けたときに相手に社名を伝えることは、これまであまり一般的ではありませんでしたが、最近ではマナーとして広がりつつあります。丁寧な電話応対を心がけるためにも、会社の電話に出たら、“喂,你好!”に続けて社名を言ってみましょう。

 

喂,你好,山田商事。

Wéi,nǐhǎo,Shāntiánshāngshì.

(もしもし、山田商事です。)

 

我是会的唐静,陈部长

Wǒ shì kuàijì shìwùsuǒ deTángjìng,Chén bùzhǎng zài ma?

(会計士事務所の唐静ですが、陳部長はいらっしゃいますか。)

 

陈部长有事出去了一个小以后能回来。

Chén bùzhǎng yǒu shì chūqu le.Yí ge xiǎoshí yǐhòu cái néng huílai.

(陳部長はただ今外出しております。一時間後には戻ると思いますが。)

 

那,我一会儿再打电话

Nàwǒ yíhuìr zài dǎ diànhuà.Zàijiàn.

(では、またかけ直します。失礼します。)

 

社内の人の名前を外部の人に伝えるとき、日本語では通常苗字だけの呼び捨てにしますが、中国語では“陈部长(Chén bùzhǎng、陳部長)”“王总(Wáng zǒng、王社長)”等のように役職名をつけたまま伝えることが一般的です。“陈” “王”等苗字だけで伝えることはありません。

 

実際の電話応対では、様々なシチュエーションが考えられます。下記では、ケース毎の電話応対の一例を記載しておきます。これらのほかにも必要と思う言葉はまだ沢山あると思いますので、いろんな状況に適切な応対ができるよう、ノートにまとめて自分なりの電話応対マニュアルを作成しておきましょう。

 


 

・名指し人が自分のとき…我就是。(Wǒ jiù shì.)「私ですが。」

 

・相手の名前を知りたいとき…您是哪位?(Nín shì nǎwèi?)「どちらさまですか?」

 

・名指し人がすでに退勤しているとき…他今天已经下班了。(Tā jīntiān yǐjīng xiàbān le.)「本日すでに退勤しております。」

 

・名指し人がトイレ等で席を外している場合…他现在不在座位上。(Tā xiànzài búzài zuòwèi shang.)「ただ今席を外しております。」

 

・折り返し電話させる場合…他回来后,让他给您回个电话吧。(Tā huílai hòuràng tā gěi nín huí ge diànhuà ba.)「戻り次第、折り返しお電話させます。」

 

・伝言を伝えておく…我会转告他的。(Wǒ huì zhuǎngào tā de.)「ご伝言、申し伝えておきます。」

 

・後でかけ直してほしいとき…十分钟以后再打过来吧。(Shí fēnzhōng yǐhòu zài dǎ guolai ba.)「10分後にかけ直してください。」

 

・間違い電話がかかってきたとき…你打错了吧。(Nǐ dǎcuòle ba.)「おかけ間違いではないでしょうか。」

 

・セールスの電話を断りたいとき…我不需要。(Wǒ bù xūyào.)「要りません。」

 

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