面接のときに押さえておきたいポイント
面接当日に気をつけること
中国語(外国語)での面接が実施されるのは、「中国語(外国語)のレベルチェックの為」に実施されるケースと、「面接官が中国人(外国語)のみ対応可能である」というケースがあり得ます。
前者の場合、面接の途中で別の担当者がでてきて、中国語(外国語)でいくつかの質問をします。
最初に自己紹介を求められることも多いですので中国語(外国語)での自己紹介は準備しておきましょう。
後者の場合、先に述べたような質問を対して中国語で回答できるよう準備をしておきましょう。
面接の際の注意点
- 相手の目を見て話す
- きちんと回答できていても、うつむいていては意欲は面接官に伝わりません。質問を受ける時は面接官の視線を真っ直ぐに受け止め、回答する時は相手の反応を見ながら、堂々と話しましょう。
- 質問には明瞭簡潔に答える
- 一つの質問から次の質問を先読みして問われていないことまで答えようとすると、話が冗長になり、論点がずれてしまったり、焦点がぼけてしまったりする可能性が高くなります。質問ごとに相手の知りたいことを掴み、的確に回答しましょう。回答の際、まずは「結論」を先に述べ、その後に具体的な例を挙げたり、数字を挙げたりすると聞き手にも伝わりやすくなります。
また、回答が2つ以上ある場合、「その回答は2つございます。まず1つ目は~です。そして2つ目は・・・です」と話すと面接官の聞く姿勢を促すことができます。ストレス耐性を確認するため、敢えて意地悪な質問をされることがあります。その際も感情的にならず、落ち着いて答えましょう。 - 自分の言葉で伝える
- そつなくスラスラと話せず、言葉に詰まってしまったとしても、自分の言葉で一生懸命答えた方が好感を持たれ、熱意も伝わります。面接は誰もが緊張してしまうものです。緊張したことで焦ることなく、誠実な回答を心掛けましょう。
- 質問の意味をしっかり理解する
- 質問が理解できない、専門用語などがわからないといった場合には、正直にその旨を伝え、落ち着いて面接官の質問の意図を丁寧に確認しましょう。知ったかぶりをしても相手には分かってしまいます。
また、憶測で答えてしまうと、コミュニケーションを正確に取ることができないと判断される恐れがあります。
面接当日のマナー
- 身だしなみ
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- 前日は十分な睡眠をとり、万全な体調で面接に臨みましょう
- 派手過ぎず、体型に合った、シワ・シミのないスーツを着用します
- 靴は黒かこげ茶など落ち着いた色・デザインのものを選び、適度に磨いておきましょう(女性の場合、サンダル・ミュール・ブーツは厳禁です)
- 寝癖などに注意し、手入れの行き届いた清潔感のある髪型にしましょう。度を越した茶髪は避けるのが無難です
- 髭剃り、爪の手入れを忘れずに。マニキュアは透明か自然な色を選びましょう
- アクセサリー・化粧は控えめに。香りの強過ぎる香水は避けましょう
- 面接前に喫煙・飲食などをした場合は口臭にも気を配りましょう
第一印象は想像以上に面接の雰囲気や
質疑応答に影響を与えます。
せっかくのチャンスを無駄にしないためにも、
以下の事項を注意しましょう。
- 男性
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1清潔感のあるヘアスタイルを心がけましょう。中途半端に伸びた髪形は、見る側に非常にだらしのない印象を与えます。
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2ジャケットは紺、グレー等落ち着いた色を選びましょう。ボタンはとめます。3つボタンの場合は、真ん中どめが正式。上2つでもOK。
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3派手な色調のものは避け、スーツ色に調和する柄を選びましょう。細すぎたり、太すぎる結び目は面接のときはNGです。
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4爪は意外とチェックされます。きれいに切りそろえましょう。
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5ズボンは折れ目をしっかりプレスされたものを。
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6汚れは大敵です。しっかり磨いておきましょう。
- 女性
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1派手なカラー、ヘアスタイルは避けましょう
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2アクセサリーは小ぶりでセンスの良いものを選びましょう。
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3薄めの化粧が基本です。普段は化粧をしない方も面接の際はファンデーションと口紅は最低限しましょう。
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4おちついた色を選びましょう。スカートは座った際にひざが少し出るくらいの丈がベスト。パンツスーツでも問題ありません。
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5派手なマニキュアはタブーです。
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6黒又はダーク系の色を選びましょう。
- その他注意事項
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1着席時、バッグは足元に置きましょう。
2冬にコートを着用する場合は、受付到着前に脱ぎ、入室後は自身の椅子の背もたれにかけましょう。(面接官からコート掛けの使用を勧められた場合は使用して大丈夫です)
3面接官によっては名刺を渡す方もいます。念のため名刺入れはポケットに入れておきましょう。
- 持ち物確認
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- 応募書類(キャリアシート・職務経歴書)・・・封筒かクリアケースに入れて持参すると丁寧な印象を与えます。先方に到着した時点で鞄から出しておくとスマートです。
- 筆記用具・・・面接時にメモを取る必要が生じたり、急に筆記試験が行われたりする可能性もあります。
- 弊社よりお送りした面接詳細(弊社経由での応募の場合)・・・訪問先・緊急連絡先等記載してありますので、当日慌てないためにも必ずお持ち下さい。
- 時間厳守
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- 面接開始時間5~10分前には受付に到着しましょう。あらかじめ近くまで行っておき、適当な時間になったら受付を訪れるようにすると焦ることなく面接に臨めます。
- もし万が一アクシデントで時間に遅れそうな場合、必ず先方にその旨電話を入れましょう。連絡なしでの遅刻は厳禁です。弊社経由で応募されている企業の場合は、担当キャリアアドバイザーにご連絡下さい。
- 先方は面接の時間に合わせて他の予定を入れたり、面接会場を押さえたりしているケースが多いため、時間より早過ぎる到着は迷惑を掛けることになり、逆効果です。気をつけましょう。
- 企業到着後
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- コートは脱いでから社内に入りましょう。
- 携帯電話の電源は切っておきましょう。マナーモードでは振動が伝わりますし、面接中の着信は気が散る原因になります。
- 企業に一歩足を踏み入れたら、そこから面接は始まっています。受付での挨拶は元気良く、さわやかに。
- 社内で人と擦れ違う際は軽く会釈しましょう。
- 面接室に入る際には必ずノックし、返事があってから入室しましょう。ノックの基本は2回です。
- 相手にお尻を向けない程度の角度で後ろを向いてドアを閉め(ドアを後ろ手で閉めないよう気をつけましょう)、振り返って「よろしくお願いします」と一礼します。
- 先方から椅子を勧められてから着席します。面接官から名刺を渡される場合は、席を立ち、両手で受け取ります。頂いた名刺は机の上にきちんと並べて置きましょう。なお、先方から名刺を渡されたからといって、ご自身の名刺を渡す必要はありません。
- 面接時にお茶を出された場合、飲むかどうかで評価は変わりませんので、話をする中で喉が渇いたら、会話を途切れさせないタイミングで自由に飲んで構いません。ただ、飲む際に大きな音を立てないよう気をつけましょう。また、最初に手を付ける際には「いただきます」と一言添えましょう。
- まず1人で入室し、面接官をお待ちする場合には、椅子に腰掛けて静かに待ちます。喫煙者は、灰皿が置いてあっても煙草を吸うのは控えましょう。
- 面接官が入室される際には席を立ち、ドアの方を向き「よろしくお願いします」と一礼してお迎えします。
- 面接中は、背筋を伸ばし、男性は軽く握りこぶしを作って、女性は軽く手を組んで、それぞれ両腿の上に置きましょう。
- 面接が終了したら、椅子の脇に立ち、面接官に向かって「ありがとうございました」とお礼を言い、一礼します。ドアの前まで進んだら一旦面接官の方に向き直り、「失礼致します」と再度一礼して退出します。ドアは静かに閉めるよう、最後まで注意を払いましょう。
- 帰りに受付を通る際は軽く会釈しましょう。「ありがとうございました」と一声添えても良いでしょう。
- 会社を出てからコートを羽織りましょう。