面接の心得
Knowledge
面接でやってはいけない10のこと
- 約束の時間に遅刻
- 約束を守ることは社会人の基本です。「場所を間違えた」、「道に迷った」という言い訳は通用しません。
約束の時間・場所に確実に行けるよう、事前準備をしっかりと行いましょう。
- ワイシャツにシミ・シワが・・・
- シワだらけのワイシャツは本当にだらしなく見えます。ジャケットを着るからといって気を抜いてはいけません。
面接では上から下までチェックされていることを忘れずに。靴の汚れや臭い(口臭や香水)、寝グセやフケにも要注意です。
- 座ったまま名刺を受取ってしまう
- 面接官が名刺を差し出す場合もあります。相手が立っているのに、自分が座ったまま名刺を受取ることは失礼にあたります。名刺交換がない場合にも、面接官が入ってきたら必ずすぐに立ち上がり、自分から大きな声であいさつするようにしましょう。
- 第一印象は完璧だったのに・・・
- 身だしなみも挨拶もばっちり、面接の手ごたえも悪くなかった!と思ったら、面接前にビル玄関の前でタバコを吸っていた姿を他の社員の方に見られていました。その話が面接官に伝わり、心証が一気にダウン。面接を受ける企業の近くに到着したら、誰かに見られているという意識を持ちましょう。面接後も同様です。エレベーターやトイレ等の共有スペースでの振る舞いにも注意しましょう。
- 鋭い質問への対応に困り、長い沈黙が・・・
- 厳しい質問をされたり、回答の矛盾を指摘されたりして、答えに窮する場面もでてくるかもしれません。面接官としては、本当のことを知りたいという意図の場合もありますし、あえて厳しい質問をして相手の反応を見るという意図の場合もありえます。そんなとき、動揺して沈黙してしまっては窮地を脱することはできません。面接官の意図がどこにあるのかを考えて、一息ついてから落ち着いて対応してください。
- 面接マニュアルを研究し、想定問答集を完璧に暗記
- 面接マニュアルで暗記した言葉をスラスラと話す、良いことにように見えますが、面接官からの評価はマイナスです。
表面的な言葉では応募者の「本音」が見えず、逆に言うと、強みも個性も伝わりません。自分の考えを自分言葉で話すことが大事です。
- 一方的にしゃべりつづける
- きちんと説明しようとしすぎて話が長くなってしまう、アピールしようと頑張りすぎて自分ばかり話していた、話が長くなって途中から何を言おうと思っていたのか忘れてしまった、など悪気はなくても面接での評価はマイナスになります。
面接の時間は限られていることを意識して、簡潔にアピールしましょう。また、回答時はひとつのフレーズを短く区切り、相手が聞きやすいような回答を心がけましょう。
- 前職の会社を批判してしまう
- 転職理由を伝えた際、面接官が「それは大変でしたね」と同情してくれたので、前職の会社のひどいところをすべて話して「転職はやむを得ない選択である」ことを伝えた、というのは全くの逆効果です。面接官の立場からみると、「不満を持ちやすい人」と映ったり、「自分の会社も悪く言われるのだろうか」という懸念に移る場合もあります。
- 「とにかく頑張ります!」アピール
- 根拠のないアピールは逆効果です。「ぜひ入社したいです!」、「第一志望です!」、「とにかく頑張ります!」といったアピールは前向きに聞こえますが、面接官が知りたいのはその理由です。どのような事業・仕事内容と認識していて、自分の経験・スキルのどこを活かせると思うか、等を具体的に伝えましょう。
- 最初は元気だったのに、後半は意気消沈・・・
- 厳しい質問をされて頭が真っ白になったり、面接官の反応がいまいちで、途中から一気にテンションが下がってしまう人がいます。途中であきらめてはいけません!面接官があえて厳しい質問をしているのかもしれません。
最後まで自信をもって前向きな姿勢で面接に臨みましょう。