CASE2
中国初心者!初めての中国転職
宮本さん 26歳(男性)
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前職
日本でホテルのフロアマネージャー -
転職先
広州で物流企業に内定
大学の第二外国語で選択したことを機に中国へ興味を抱くようになりました。大学卒業後は地元のホテルで3年間勤務していましたが、中国への興味が捨てきれず、自費で上海へ短期語学留学を決意。数か月の語学留学を経て、上海での転職活動をスタートさせました。
- 中国転職活動のきっかけは?
- 在学中から中国で働いてみたいとの思いはありましたが、就業ビザの問題もあり断念していました。一方で、日本で就職したからには最低でも3年は頑張ろうと決めていました。3年目の後半になってからも中国への思いが強いことを自覚し、中国での就業にチャレンジしてみようと決意しました。
- 転職活動について
- 実は、日本で在職中のときからインターネットで中国の求人情報を探し、実際に休みを使って面接に行ったこともあったのですが、そのときは全て失敗に終わりました。敗因は中国語の会話力が衰えていたことに加え、自分の中でも考えがまとまっておらず、面接でしどろもどろになってしまいました。その為、一度仕事を辞めて上海に渡り、短期留学コースが終わるタイミングで転職活動を再開しました。
- 今の会社に決めた理由は?
- 練習の甲斐もあって、3社から内定をいただくことができました。今の会社に決めた理由は、せっかく海外で働くのであれば貿易・物流の知識を学びたいと思ったことと、社内公用語が中国語であり語学力を更にブラッシュアップできると思ったからです。
- 入社後の様子は?
- 貿易に関わる仕事は初めてでゼロからのスタートでしたので、まわりから教わりながらの毎日です。同僚とは中国語で会話し、また貿易に関わる書類は英語で読み書きするなど、日本では経験できないような新鮮な毎日を過ごしています。
今後中国転職をお考えの方へ
転職活動にあたってキャリアがあることは基礎になりますが、中国就業にクローズアップすると、未経験募集の求人がたくさんあります。その際に重要になってくることは、目的意識と語学力です。企業への志望動機の前に、「なぜ中国就業をしたいのか」です。また、海外生活にあたってはどうしても語学必要になってきますので、少しずつでも勉強された上で転職活動に臨むことをお勧めします。
キャリアコンサルタントの声
宮本さんは営業未経験、中国語日常会話レベルという状況でしたが、各企業の面接に臨むにあたり、前回の反省を活かして自分なりに事前準備をしっかり行って面接に臨んだことが良い結果につながったのではないかと思います。また、実際に上海に渡り自費で語学留学をしていた行動から、中国就業にかける思い・本気度が面接官にしっかり伝わったこともプラス材料でした。