パソナ中国 スタッフブログ

海外で就職する上で、多くの人が一度は考えるテーマだと思います。

 

ここ上海でも、20代中盤から30代前半の方の給与相場は、およそ手取り10000元~13000元程度(ただし、個人の経験やスキルによる)で、家賃や生活費(上海は物価が高いです!)を考えるとやはり待遇面では、多くを望めないのが一般的な現状かと思います。

 

ただ、会社によっては、現地法人で働く場合でも、日本本社での雇用となる会社や、任意で加入している日本の年金などを負担してくれる、住宅手当が支給される等、待遇面で一定の配慮がされていることもあります。

そのため、待遇面が気になる人は、面接時に給与以外の手当部分についての確認もしっかり行うことをお薦めします。

 

また、日系企業だけでなく、外資系企業の就職を検討してみても良いかもしれません。

例えば、上海では外資系企業で日系企業向けのサービスを提供する会社が、日本人の採用を行っていることがあります。会社によって求めるスキルは様々ですが、必ずしも入社時に高い英語力を求めないケースもあるので、それほど英語力に自信がない人でも応募が可能です。

日本人の数が限られていることから、一般的に日本で外資系企業に就職する場合に比べ、ハードルが低くなる傾向がある点も魅力です。

 

数年の勤務を経て、英語での業務経験を積むことができれば、これまで日系企業や日本人向けのサービスをする会社に限定せざるを得なかった就職先に広がりを持たせることができるようになります。その時には、上述した待遇面での問題も改善することができるでしょう。

 

いずれにせよ、転職活動時には、自分がどのような人生を歩みたいのか、そのためにどのような経験やスキルが必要なのかを良く考え、優先順位をつけることが大切なのだと思います。

そして、計画と実行次第では、転職のためのファースト・ステップとして一旦は優先順位を下げて妥協した待遇等も中長期的には回収、もしくはより飛躍した形で手に入れることも可能です。

 

人生は一度きり。後悔のないキャリア人生を送りたいですね!

 

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