パソナ中国 スタッフブログ

先日日曜の夜に家の近くのカフェでたまった仕事をしていた。すると、あるお客さんから求人に関するメールが入ったので「こんな時間にも仕事をしているんだなぁ。」と思いながら返信をして、少し聞きたいことがあったので、日曜に失礼かと思いながらも、今お仕事されてるならと思い、またそのお客さんの人柄も浮かび、思い切って携帯にお電話をして求人詳細についてヒアリングをした。

 

ヒアリングが終わった後、電話を切る前に話し好きの私はつい「あの、仕事とは関係ないのですが、確かお住まいは科学技術館の方でしたよね。私は今、マルシェの前のパシフィックカフェにいるんです。」と付け加えたところ、「え?いますよ。」と言うので、「あ、お住まい近くですよね?」「いえ、今います。」「え?カフェにいるんですか?え?」「はい。僕今いますよ。あれ星さんどこにいますか?」と聞こえたと思ったら向こうで振り向いてあたりを探している人がいるので、こちらも携帯を耳に当てたまま腰を浮かして手を振った。お客さんの顔を見ながら「あぁ、これなら電話で話す必要なかったですね。はは!」と言うとあちらも「そうですね。」と応じて会話を終えた。

 

…。なーんてことだっ!!!!恥ずかし過ぎるっっ!今日のこの格好!!!誰にも会わないと決め込んで部屋着に毛が生えたような格好で靴脱いじゃって素足でパソコンいじってる私!今すぐ消えてなくなりたいっ!ANAの深夜便で今すぐ日本に帰りたいっ!!!

 

普通ならそのままそそくさとお客さんの傍によって挨拶をするべきだが、恥ずかしさに体が動かない。お客さんも気まずいだろうと解釈して、挨拶は控えた。(逃げた)。靴を履き治して、髪を撫でつけて、賢しらぶってパソコン前に考え込んだふりをしてみたが5分も持たなかった。頭の中がタイタニック。

 

そうこうして再び仕事に集中し始めた頃、気が付くとお客さんが私の傍に立っていた。先に帰られるようで挨拶しに来てくださったのだ。

 

お客さんは少しの間、私の向かいのソファに座って日本人が多く住むマンションの契約が切れて問題になっていることや円高等についてあれこれ楽しく話をさせていただいた。最後にお互い近くに住んでいるので、今度お食事でもと誘っていただいた。(その時は、いつもよりおしゃれしていこう)

 

上海生活も今年で10年目になるその方は、土日もほぼ仕事をしているようで、今日は、本当はオフィスに行って仕事をしたいと思ったが、オフィスは暑いだろうと思って結局カフェで仕事をしたという。

 

夏の夜、上海で日本人ががんばっている…!

 

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社内でコンプライアンス研修を行っている。弊社は中国において、外資企業であり、且つ人事労務サービスを扱っている。コンプライアンスは、極めて重要なテーマである。もちろん、これまでも社内でコンプライアンスの研修は行われてきたのだが、より社内の現状に即した研修の必要性を感じ、新たな研修を始めた。研修では、大きく2つのパートに分けて話をしている。まず、「コンプライアンス」に関して。外資系企業であり、また、日系企業向けの人事労務サービスを扱う会社の社員として私たちに求められるコンプライアンスの重要性を伝える。ケーススタディとして、日常の業務を題材に、コンプライアンスの観点からどのように対処すべきかを参加者に考えてもらう。

 

次に、「SNSサービスの扱いに関して」。微信(Wechat)を例に、不特定多数の人が閲覧するSNSの危険性を理解し、パソナの社員として誤ったイメージをお客様に与えないように注意を促す。このパートでは、日本で起こったSNSに関する事件を題材に取り上げている。日本での事例を挙げながら、一人のコンプライアンス違反が、中国の自社だけでなく、グループ全体の信用を大きく傷つけるリスクについて想像してもらう。

 

中国人の社員を前に、コンプライアンス研修をするのはなかなか難しい。熱心にうなずきながら資料に目をやる社員もいれば、「何をここまできちきちと…」と言った雰囲気を出している社員もいる。やはり日本に比べると、中国では情報管理やコンプライアンス程度が低い。私の講師としての力量もまだまだ足りない。早く中国人の社員にこの役割をバトンタッチして、中国人社員の間でその問題意識が語られるようにならなければ、この取組は成功しない。

 

振り返ってみると、私自身、日本で働いていた頃は、それほど真面目な社員というタイプではなかった。むしろ、どちらかと言うと飛び跳ねていたタイプで、大きく飛び跳ねすぎて上海まで来てしまった。そんな私が、上海でコンプライアンス研修を行っているのもおかしな話である。これもすべて新卒で入った1社目のおかげで、製造業であったその会社は定期的にコンプライアンス研修を行っていた。所属していた課の10名程度のメンバーに対して、課長が資料を基にコンプライアンスについて話をする。その資料は毎回シリーズになっていて、そこに出てくるキャラクターの顔がおかしくて、研修中は、そのことばかり気になっていたが、コンプライアンスの必要性は自然と耳に入っていたようである。

 

前職を辞めて3年になるが、新卒一社目の環境はとても重要だと今更ながら気付かされる。固く言えば、組織における「行動規範」が身に付くからだと思う。今も対して褒められた社員ではないが、日本でのあの経験なしに、中国のような国で働くのは、判断基準を大いに危うくするのではないだろうか…。

中国で行うコンプライアンス研修の難しさと、社会人生活における一社目の影響の大きさを感じている。

 

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