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猛暑の上海の飛び出し、香港へ

今年の夏は日本も猛暑が続いていたようですが、中国でも日々、記録的な暑さが続いておりまして、721日、私のいる上海ではついに最高気温が観測史上最も高い409分を記録しました。日本でも2013年に高知県で42度という日本での史上最高気温が観測されましたが、それに匹敵する暑さです。本当かどうかはわかりませんが、その日、道端で転んだ女性が、熱せられたアスファルトに手をついて火傷を負ったとか。とにかく当日は上海の気象台も高温に関する警報のうち、もっとも深刻な警報を出し、できるだけ外出は控え、熱中症などに注意するよう呼びかけていました。一方で昨年の冬はマイナス7度という、これもまた寒さの方での久々の記録を出した上海ですが、まさに夏は暑く、冬は寒いという環境に、結構うんざりしています。40度を超える気温になりますと、外はまるでサウナの中を歩いている感覚になります。

 

そのような中、広州に数日間滞在する予定があり、広州もさぞかし暑いのだろうと覚悟して赴いたのですが、上海で驚異的な猛暑を経験していたせいか、なんとなく広州の方が清々しいように感じます。それでもじっとしていれば汗が止まらなくなるので、広州にいる週末を利用して香港まで避難することに。そうは言ってもご存知のとおり、密集した香港の街、風通しを阻む高層ビル群、ここもまたもやサウナ状態です。結局この夏は中国のどこへ行っても蒸し風呂だということです。

 

香港は私も週末、ヒマさえあれば足を運ぶのですが、行くたび歩くたび、日本料理のお店や日式ナントカという看板がどんどん増えているように思います。香港の人口は約750万人、香港からの1年間の訪日観光客は約150万人程度なので(ちなみに香港の年間のGDP総額は、私の故郷、兵庫県と同じくらいです)、要は香港の住人の5人に1人は毎年日本を訪れていることになります。そのような背景もあり、昔から決して少なくはなかった香港の日本文化も、ここ数年、拍車がかかったかのようにその流入量は増え、結果的に日本料理店などの店舗も増加している傾向にあるのでしょう。

 

香港にいるときはたいてい香港島の銅羅湾とか湾仔あたりを足掛かりにしてブラブラしているのですが、今回中環(セントラル)で下りたとき、今までは気がつかなかったのですが、まさに日本総領事館の目の前に慰安婦像が。日曜日の人通りを狙ってか、数名の活動家が声を張り上げて叫んでいます。香港に慰安婦像が建てられたことは耳にしていましたけど、あー、ここか、という感じです。一方で活動家を横目にその前を楽しそうに歩く香港の人たち。どこの国にも保守派はいて、またそれに無関心な市民がいる図というのはよく見かける風景です。

(了)

コラムニスト情報

(株)名南経営コンサルティング 清原 学 海外人事労務チーム シニアコンサルタント

1961年兵庫県生まれ。学習院大学経済学科卒。中国の人事労務事情、中国労働関連法の第一人者。共同通信社、AT&Tにて勤務後、上海・大連・無錫・ホーチミン…  続きはこちら...

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