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2016 給与情報・福利厚生分析レポート_Vol.1
地域差比較

2016/01/25 執筆者 :

調査概要
調査対象在中国日系企業
調査方法オンライン
調査期間2015 年9 月24 日~ 11 月3 日
有効回答数1608 社

調査対象 在中国日系企業
調査方法 オンライン
調査期間 2015924日~113
有効回答数 1608

 

昇給率

昇給率
2012年より昇給率は減少傾向にあり、15年の実績は7.88%となった。16年の予測値は7.
3%という結果だが、毎年実績が予測より下回るので、16年実績は7%を切る数字になることが予
想される。
地域別昇給率および業界別昇給率
▼地域別昇給率
(予測)

プレゼンテーション1
次に地域別の昇給率を見てみよう。あまり地域差が見受けられないが、2016年予測は華北エリ
アが7.05%、華東エリア7.25%、華南エリア7.43%となった。華北エリアはホワイトカラーの
平均賃金がすでに高いことから昇給率が最も低いことが背景にある。
中国系就職求人サイト、智聯招聘が昨年10月に発表した主要32都市で実施したホワイトカラー
の平均給与ランキングでは1位 北京、2位 上海、3位 深圳、5位 広州となり、平均給与の
高い都市では、昇給率が低い、という弊社で収集したデータと同じ結果となった。
▼業界別昇給率

SHS16012501
業界別で見ると、2015年より高い昇給率を検討しているのが、食品と小売業だ。次号以降の従
業員の増減予測を取り上げる際に紹介するが、16年度の従業員増減予測について、食品と小売業は、
50%以上の企業が従業員を増加すると回答していて、16年は中国での拡大を堅調に推移すること
が見受けられる。
▼地域別賞与月数

地域別賞与月数
賞与については昨年同様、平均値は、ほぼ2カ月となり、地域間の差がほとんど見られなかった。
昇給率については業界や企業規模、職種や役職の有無、年間のパフォーマンスなどさまざまな要
因によって個々人異なってくるため、一概にパソナで調査したデータを社内で活用することは難しいか
もしれないが、日系企業の全体の傾向として参考にしていただければと思う。

 


 

毎年パソナが実施する給与情報・福利厚生分析レポートは、下記よりご参照くださいませ。

給与情報・福利厚生分析レポート