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日中異文化コミュニケーション

部下の自主性の欠如で悩む方へ
自主性はどこかで眠っていませんか?

花が鮮やかに咲く季節となりましたが、皆様お元気でしょうか。引き続き今月のトピックスをお送りします。

 

最近担当した研修では、テーマはそれぞれ異なるものの、「中国人社員の自主性を高めたい」ニーズが共通していました。このテーマは実はずっと長年、深い興味を持っておりました。世の中色々な「中国人観」がございますが、中国人の私として実感しているのは、いま、中国人はこれまで以上に、仕事のやりがい、楽しさを追い求めており、イキイキして仕事をしたい職業観が形成されつつあると理解します。この信念は、研修の講師としてたびたび現場で試されますが、そして、その試練を乗り越えると更に信念を固く確信することになります。

 

例を挙げますと、目標管理研修を受け持ったときの話しです。上司は、現場管理者にしっかり目標管理のチシキ、スキルを理解させてほしいと注文してきます。それを聞くと、私は、現場管理者はきっとチシキを受け入れる心の「障害」があると直感します。それを取り外すために、いきなりチシキやスキルを説明するのではなく、研修の場そのものを皆で自主的に運営してみようとアプローチを変えてスタートさせます。参加者はその中で自分がのっていることを体験すると、飢えるようにチシキ、スキルを吸収してくれます。そうです、自主性は、まず疲弊感を取り、仕事を面白く変えることから始まるのです。

 

また、社員の行動を改めるために日系企業のマナーを教えてほしいとご依頼をいただくこともございます。これも単なるマナーの知識を教えるだけではなく、研修の参加者と信頼関係を作ると、セフルコントロールができない背景には、社内で他の部門の貢献が高く評価され部門間のバランスが崩れるなど深い心の悩みがあったと聞きます。それを解決するためにまず講師として参加者を尊重することが不可欠です。

 

ほかにも類似するケースが多く存在していますが、いずれにしても、上司は、自主性がなく外部による研修で「イロハを教えてほしい」と依頼されますが、やってみると、かなり多くの確率では、「イキイキして仕事をしたい」気持ち・心が眠っているならそれをそっと起こすアプローチが先決となります。この役割を果たす上司や講師は、暖かい心を持って彼らの「言い訳」に耳を傾け、彼らを受け入れることが求められます。これは、非常に難しいのですが、やりがいがあり、やっているうちに自分がイキイキしてきます。

 

物質的な豊さよりも、精神的な豊さを求める時代が始まろうとしています。イキイキ職場づくりに向けて今月も一緒に頑張りましょう!

コラムニスト情報

上海C&Jコンサルティング 趙 青(永田 青) 総経理

上海希階企業管理諮詢有限公司総経理、C&Jコンサルティング株式会社社長。 中国上海生まれ。1992年中国復旦大学卒。その後、三和銀行上海支店を経て日本に…  続きはこちら...

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